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【初心時向け釣り場ガイド】野尻湖 ワカサギ釣り ドーム船で快適に釣りをしよう

あなたは野尻湖でワカサギ釣りをしたことはありますか?え?ない?

なんて勿体無い!野尻湖は全国的に有名なワカサギ釣のフィールドですよ!長野県民なら一度は行っとかないと損ですよ!(前振り)

さて、そんな野尻湖へワカサギを釣りにいってきました。冬でアクティビティが限られる中、とても楽しい体験を得られました。

この記事ではワカサギ釣りの魅力、そして釣りをするまでの流れについて、これからワカサギ釣りトライされる方向けに共有していきます。

野尻湖ワカサギ釣りのおすすめポイント
  • 快適 & 道具はレンタルでOK
  • たくさん釣れる!
  • 食べておいしい!

 

野尻湖ワカサギ釣りの魅力

快適に釣りができる

さて、ワカサギ釣りといえば氷上に穴をあけて寒い中で糸を垂らす姿をイメージされたのではないでしょうか。

多くの人が抱くであろうワカサギ釣りのイメージ

 

しかし、野尻湖では寒さに耐えながら穴をあけることも、テントを立てて風を凌ぐ必要もありません。そう、屋形船ならね。

屋形船の内部

野尻湖は凍らないのでワカサギを釣るときは屋形船にのります。屋形船は暖房完備!安全!お湯とトイレつきときて、とても冬の湖上で釣りをしているとは思えない快適さで釣りを楽しめます。

釣具をレンタル・現地調達できる

屋形船側で必要なものを用意してくれています。釣りに必要となる竿とリール、そしてオモリはレンタルでき、仕掛けやエサは現地で購入できます。自分でガッツリ用意しなくてもお手軽に釣りを楽しめるのがいいですよね。

ワカサギ用の電動リールと穂先



たくさん釣れる!

ワカサギは数釣れる釣りです。船長が釣れる場所へつれていってくれるので、ワカサギがしこたま釣れます。100匹以上釣る人も多くいますし、釣り初心者でも(ちゃんとやってれば)簡単に釣ることができておすすめです。

私が釣りをした 2023/2/12 は難しい日だったようですが、それでもMAX205匹だそうです。私は100匹以上釣れたので満足でございます。

お世話になったスピンネーカーさんのワカサギ情報より
多い日は500匹近いというのだからスゴイ!

食べておいしい!

釣れた魚は、持ち帰ってフライなり天ぷらにしています。とてもおいしくいただくことができてビールのつまみにぴったりです。

野尻湖とはこんな場所

野尻湖は国内屈指の好フィールド

全国的に見てもワカサギ釣りで有名なフィールドです。

野尻湖漁協さんでは、野尻湖を以下のように解説されています。

野尻湖は長野県北部に位置し風光明媚な高原盆地帯にあります。水面標高は654m、最大水深は38.5m、湖岸周囲は15.6Km、透明度が高く、西側と東側はなだらかなフラットエリア、北側と南側は急深の岩場などを併せ持つ変化に富んだ地形で、国内屈指の好フィールドとして人気があります。
冬期はほぼ結氷しないため、11月からはわかさぎ釣り用の屋形船が連日運航し、暖かい船内でゆっくりと安全に釣りが楽しめます。

 

この湖の人気のほどですが、ダイワさんのワカサギ用穂先「クリスティア」の紹介にて「野尻湖では最強の穂先!」という言葉が使われるほどでして、様々なフィールドがある中で野尻湖を狙い撃ちして説明しているあたり、相当人気のあるフィールドといえる感じがしますよね。

2月の野尻湖

アクセス良好

野尻湖は長野市街地から車で約1時間の距離に位置しており、高速道路も近いので県外からも訪れやすい湖です。途中にコンビニもありますし、気軽に訪れることができるのもポイント高いですよね。

釣りの準備

まずは屋形船の予約から

それでは、釣りをするための準備について説明します。

まずは屋形船の予約からです。

今回は リゾートハウス・スピンネーカー さんの屋形船を予約しました。

予約状況をWebページで確認

スピンネーカーさんのワカサギ情報ページから予約状況を確認できるので、行きたい日に空きがあるか確認します。

料金と出船時間を確認

料金:4,500円(乗船料金 3,800円+1日釣券 700円)

時間:AM8:00~PM3:00

レンタル料金:レンタル竿(手巻き) 500円、レンタル竿(電動リール)1,500円

(釣り道具が無い場合は)レンタル竿を借りる

初めて釣りをする場合、自分で色々揃えるのは大変なのでレンタル竿がおすすめです。
レンタルには手巻きと電動の2種類がありますが、こだわりがない限り電動をおすすめします。

電動リールをおすすめする3つの理由
  • 電動リールについている竿の方がアタリがわかりやすく楽しさが持続する
  • 野尻湖は水深が深いので、手巻きだと巻くのが大変
  • 手巻きと比較してバレにくい(針がはずれにくい)

 

必要な道具を用意する(持ち物)

つづいて、必要な道具を用意します。

道具の優先度について、必須級、あれば便利、現地で借りられる物、生エサが苦手な方向け の4つに分類してご説明します。

必須級の道具
  • ジップロック(Lサイズ / 2枚重ねがけ)
  • ウェットティッシュ
  • 昼食(お湯があるのでカップメンも可)
  • 軽食
  • 竿
  • リール
  • ライン(0.15号~0.3号)
  • ワカサギ用しかけ(5本針 / 1~1.5号 / 全長60~70cmくらいのもの)
  • オモリ(1.5号~2.5号 / 5g~10g)
  • ハサミ
  • エサ ※現地調達可能
  • 電池 ※電動リール用
あれば便利
  • 穂先巻き込み防止リーダー.
  • 買い物かご(いろいろ入れられて便利)
  • クーラーボックス
  • ピンセット(エサをつける用)
  • ワンタッチ竿立て
現地で貸りられるもの
  • ワカサギを入れるボウル
  • 餌箱
生きたエサが苦手な人向け

しかけとオモリ

釣りにいこう

当日のタイムスケジュール

当日はこんな感じのタイムスケジュールでした。
けっこう長く遊べるので昼食と軽食は必ず買っていきましょう

 05:30 移動 & 朝食 & 昼食や軽食を調達
 06:30 現地到着
 06:50 座席とり
 08:00 出船
 08:15 ポイント到着、釣り開始
 : 
 15:00 釣り終了

 

出船後にやること

出船してから釣りを開始するまで少し時間があります。この間に仕掛けを用意してすぐに釣りができるように準備します。

竿をレンタルしている場合は、このタイミングでしっかり動作を確認します。続いて仕掛けとオモリをつけてスタンバイ。

ポイントについたら錨をおろすガタガタとした音が聞こえるので、このタイミングでエサをつけます。

 

餌の付け方

針にエサをチョン掛けでとりつけます。取付けたあとは以下の画像の赤線部分を参考に半分に切ってください。

頭(細い方)を上にするか下にするかについてしばしば議論されますが、そんなことよりも素早く取付ける方が優先されると考えているので、付けやすいほうでOKだと思います。

ワカサギを釣ろう

船長が合図してくれたら釣り開始です。

 

釣りのながれ

だいたいはこんな感じで釣りをしていきます。

①仕掛けを水底まで沈める

②リールをまいて、オモリを水底から少し浮かす(糸がピンと張られていることが大事)

③穂先を見て、ワカサギのアタリを待つ

④竿をしゃくって誘う → ③に戻る

③〜④のなかで、穂先の動きに変化を感じる瞬間があります。穂先の動きを擬音にするとチョンチョンとかツンツンとかそんな感じで、これがワカサギのアタリです。

 

ワカサギが針ごと餌を食べているので、すかさず竿をあおってあわせます

 

あわせたら、ゆっくり竿を戻して様子を見ます。針にワカサギがかかっていれば、穂先は変化のある動きを継続しますので、リールを巻いてワカサギを回収します。

 

エサは頻繁に交換

エサを交換したら釣れた!という声をよく耳にしますし、よく釣れる人ほどエサを頻繁に交換するといいます。エサ交換は正直面倒ですが、とても重要なことなので億劫がらずにエサを交換をしたいですね。

ワカサギがかかった針のエサや、すっかりしなびたエサがあれば極力交換することがおおいです。

 

釣れにくい時間帯は軽食や昼食・雑談タイム

ワカサギ釣りは、釣れる時間帯と釣れにくい時間帯がハッキリ分かれる傾向があります。釣れているときは楽しむとして、釣れない時間帯はヒマなので以下のことをしてすごしましょう。

①餌の交換頻度を高める(突如おとずれるフィーバータイムに備えて、餌を良い状態にしておく)

②軽食をとる

③スマホいじる(イケポチャに注意)

この日の釣果

電動リールと、手巻きリールの二刀流で、100匹以上でした。(たぶん130匹くらい)

この日は厳しめという評価でしたが、釣れるタイミングとつれないタイミングのメリハリがあったので個人的には大満足ですね。

 

釣ったワカサギは帰ってフライになりましたとさ( ’ω')人 ごちそうさまでした

ワカサギ釣りの罠

ドチャクソ楽しいワカサギ釣りですが、いいことだらけというわけでもありません。いくつかの罠があります。私がかかった罠をご紹介します。

エサ交換・誘い・アワセを怠ると釣れづらい

ただ仕掛けを投入して待っていれば釣れるというものでもなく、しっかりとエサ交換して、誘って、アワセをしなければなかなか釣果は伸びません。サボっていると釣れたのは十数匹というようなこともあります。きちんとやっていれば思った以上に魚はエサを食べているので集中力と持続力が試されますね!

腰と背中が痛くなる

屋形船は区画が区切られており、決して広くはありません。同じ体勢で何時間もすごすこととなるため、まず間違いなく腰と背中にきます。覚悟が必要ですね。

 

地味に長丁場

6時間程度釣りをすることとなるため、最初から飛ばしていると後半はダレてくることもあります。短気な方やお子様は辛いと感じられることもあるかもしれません。そんな時のためにマンガなど用意しておくといいと思います。

 

エサが生エサ(ただし代用品あり)

ワカサギ釣りのエサは生きたサシです。サシとはなにかというと、ハエの幼虫です。いわゆるウジというやつです。しかも、これを半分にちょんぎるのでキモいうえに、指に液が付着するので抵抗がある人もいるでしょう。

しかし、生エサの代用となるアイテムもあります。私は使ったことがありませんが効果があるらしいので、是非検討してみてください。

 

便利なTIPS

仕掛けは何個いる?

仕掛けは竿一本につき3個以上用意しています。繊細かつ針が多いので、針同士が絡まったりして使い物にならないことが多々あるからです。初心者の頃は絡まりまくってたので、それをほどくよりも仕掛けを付け直した方がよほど気が楽ですね。

オモリは1.5号、2号、2.5号を2個ずつほしいですね。1種類選べといわれればとりあえず2号です。

 

エサは何色を何個買う?

エサは現地で買うわけですが、赤サシと白サシの2種類あります。なんとなく1パックずつ(合計2箱)買っていますが、これまで使い切ったことがありません。

竿一本の方はどちらか1パックでいいと思います。赤か白かと言われたら、エサを見つけやすい赤サシを選んでいます。

 

電動の電池はいくつ必要?

電動リール1本あたり、単四電池を4個ですかね。今回は私は新品の電池だったからか、電池切れにはなりませんでした。

 

どんな服装でいけばいい?
 屋形船の中は快適そのもので、ロングtシャツ一枚でいけます。一方、外は極寒なのでそれなりの対策は必要です。この日はTシャツ、カーディガン、ダウンジャケットの服装で行きました。

 

トイレはどうする?
屋形船の中にトイレがあります。スピンネーカーさんの屋形船は新めで、トイレも広くて綺麗です。

 

船酔いする?
あまりしません。してる人をみたこともありません。基本的におだやかな湖上だからか、船酔いしにくいと思います。

 

最後に:家族や友達とワカサギ釣りをしてみよう

今回は野尻湖ワカサギ釣りの魅力と、ワカサギを釣るまでの流れについてまとめてみました。冬に遊べる場所といえばスキー場などが思い浮かびますが、せっかく素敵なフィールドがあるのでご家族やお友達と一緒にワカサギ釣りをされてみてください。