なんということだろう。。。わたしは神ルアーを手に入れてしまった。いや、呪われたルアーと言ったほうがいいだろうか。
このルアーはまるで集魚剤のように魚を惹きつける。大物だって例外なくこのルアーに向かってくる。
そして私自身がこのルアーに魅せられてしまった。このルアーなくしてエリアに行けないし行きたくない。全色揃えたい。仕事休んで投げに行きたい。もしロストしようものなら間違いなく3日は寝込む。
そのルアーの名は
【1089工房 さかさにょろ スリム 60FS】
無駄にあおる前ふりでした。ごめんなさい!。話半分くらいに受け取ってくださいね。てへぺろりんこ。
しかし、実際に良い思いができたことは事実でございます。
良い思い出と共にさかさにょろを褒め称えたいので、実釣インプレとして投稿します。そしてみなさんも私のように呪われの参考になれば幸いです。
いつ、どこで使った?
時は2月、長野県池田町にあるハーブの里フィッシングエリアです。エリアトラウトですね。
当日のコンディションはこんな感じ。
- 時間 13:00-15:00
- 天気 晴れときどき曇り
- 気温 5-6度
- 風速 1-2m
- 水質 ややクリア
ポンドの様子はこんな感じ
- ポツポツとライズ
- レギュラーサイズは20-25cmくらい
- 表層をレギュラーサイズが元気に泳ぐ
- 人少なし
- ヘッドブンブンがそこそこ発生
- 魚のエサは小魚だった
2月らしからぬ陽気で、いかにも釣れそうな感じです。では、実際のところどうなったでしょうか。
当日使用したルアーと釣果
冬の間に買い込んだルアーの試釣が目的だったこともあり、以下の順番でサクサクとルアーローテーションしつつ魚の反応を伺いました。結果と共にみていきましょう。
1.ドリフトスピン37
2匹キャッチ。タダ巻きもいいが、デジ巻きのほうがいい。この時は、早速この日の当たりルアーを見つけたと思った。
2.ドリフトスピン47
ノーフィッシュ。魚は寄ってくるが食わない。ドリフトスピン37のほうがあきらかに反応が良い。
3.デカミッツドライラトル
ノーフィッシュ。めっちゃ寄ってくるし、つついてくる。でも全然のらない。
4.デカミッツドライ
ノーフィッシュ。めっちゃ寄ってくる。でもつつくには至らない。
5.アルミん 2.5g
ノーフィッシュ。少しは寄ってはくるが反応イマイチ。
6.ロールスイマーCE 4.5g
ここから大物も狙って中層〜ボトムにスイッチ。
初投でバイトしたが残念ながらキャッチならず。その後反応なし。
7.ダブルクラッチ 60SHF
エサがペレットではなく小魚なのでミノー系にチェンジ。しかしノーフィッシュ。反応はいいので投げ続ければ釣れたと思う。
8.さかさにょろ 60 FS
細長系がよさそうだと思って使用。
結果、爆釣!10匹から先は数えていない。バイトは数知れず。投げれば必ずバイトする。
このルアーのインプレは後述。
9.ここにょろインジェクション
ノーフィッシュ。にょろ系がいいの?と思い使用。反応は非常に良いが、食うまでに至らずもどかしい。
10.タップダンサー
ノーフィッシュ。反応が薄い。
さかさにょろがダントツです。
タイミングや立ち位置を変えたらどうなった?
では、タイミングや場所がかわったらどうなのか?という疑問がわきました。
そこで池を一周しつつ、ドリフトスピン37など反応が良いルアーとローテーションしながら釣りをしたわけですが、さかさにょろがやはり強い。
この日はさかさにょろの日だったようです。
さかさにょろの反応、釣りシーン
魚の反応はこんな感じです。もうエサとしか見てない。
この時の使い方
デカい魚を釣りたくなったので、ボトム狙いを中心に使用。ルアー着底後、ギリギリ泳ぐスピードでリトリーブ。これだけでバイト多発。一時的ですが1キャスト1キャッチ状態となりました。
さかさにょろの使用感
ようやくインプレらしい内容となります。
飛距離
十分な飛距離。キャスト中の姿勢も素直。
巻き感
スローに巻いているためブルブル感は伝わってこない。リトリーブスピードを少しあげると容易く回転してしまうので、あらかじめルアーが泳ぐスピードを把握すべき。
沈下速度
2.5-3mの水深で7-8カウントだった。1秒あたり、35cmくらい?
ボトムをゆっくり攻められるので好感が持てる。
参考までに、池の中心めがけて遠投した状態で、ラインは4lbナイロンです。
フッキングのしやすさ
これは悪い印象。3バイトにつき1ヒットくらい。バイトが少ない日であれば、そのヒット率の悪さに奇声を上げ続けることもあるでしょうね。
※もしかしたら、やる気のない魚にも強制的にスイッチをいれているから浅いバイトになっているのかも。
フッキングの傾向
ほぼリアフックにフッキング。そして、口の下にかかることが多い。なんで?
バラシにくさ
バラシにくい部類だと思う。
フックが新品のうちはバラシが発生しなかった。試しに水面で暴れさせるやりとりをしてみるが、簡単には外れない。
一方、フックが少しでも伸びるとバラシが激増する。また、フックをBC-33F#6に交換した後もバラシが発生した。フックバランスが大切なのかもしれない。
頑丈さ
標準フックはすぐ伸びるので、交換用フックは絶対に用意していきましょう。サイズは#6らしいです。
釣れる魚
レギュラーサイズはもちろん釣れる。60というサイズゆえか、大きな魚も食ってくる。
この日1番のデカニジマス。面構えが違う。
そして何故か、ブラウンもよくつれた。個体数はそれほど多くないように見えたのですが、、、
全然売ってない。お店で見つけたら即買い。
釣れるが故か、生産量の少なさ故か、全然売っていません。Amazonやヤフオクでは高値で取引されています。メルカリでは転売のような投稿の多い事多い事。標準価格は1500円くらいなんですけどね、、、
お店で見つけたら即買いしましょう。そして、できれば他の誰かのために残しておいてあげましょう。
私は誰かが残してくれたラス1を運良く入手できました。どこかの誰か、買い込まないでくれて本当にありがとうございます。
さかさにょろは、エリアトラウトでおすすめできるルアー
前段の通り魚がウヨウヨよってくるので、魚探として使えそうです。もちろん釣れない日もあるでしょう。しかし、手玉は多い方が絶対にいいです。季節は間も無く春をむかえ、釣り人の増加と共にプレッシャーはましていくでしょう。そんなときは手玉が命です。是非、さかさにょろを使ってみてください。ハマった時の爆発力はすさまじいですから、きっと皆さんの釣りを彩ってくれるはずです。
ただし、入手できればですが、、、