お父さんのぬし釣り

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【コスパ・デザイン◎少しクセあり?】レボ SP ビースト インプレ

今回のインプレは 2023年春に発売されたアブガルシアの レボ SP ビースト 2000SH

これまでのアブのリールは見合わせてきましたが、こいつは黒くて個性的なデザインがかっこいい

この記事では アブガルシア 23 レボ SP ビースト 2000SH を手にしてわかったこと、見てくれのレビューはもちろん、巻きごこちや気になるところもご紹介します。

<実釣インプレはコチラ>

otonushi.hatenablog.jp

デザイン

開封の儀

見た目

それでは アブガルシア 23 レボSP ビースト のデザインを見ていきます。

斜め

斜め後ろ

後ろ

下(ネットではあまりお目にかかれない激レア画像)

いい!ダイワ・シマノにはない無骨なデザインが魅力的で、いろいろなロッドにつけてみたくなります。

↓はカーディフAX S66ULに取り付けた画像

 

スプールについてもこれまた個性的で、ダイワやシマノに慣れきった自分に衝撃をあたえます。

これはV-spoolデザインといって、スカート部を細くすることで軽量化を図ったのだとか。良い、、、機能美ってやつですかね。

ラインを巻くと印象がかわっていいぞ!

なおゼノンも同形状で巻き込みトラブルが報告されていますが、こちらのリールでは改善されたらしいですよ。

 

ボディ形状はコンパクトと謳うだけあってスリム。手持ちの2000番代リールと比較してもスリムさが際立ちます。

 

そしてなんといってもこのカーボンハンドル

まるでカスタマイズしたリールのようです。模様が美しく所有欲を満たします。アングラーはカーボンって言葉が大好き。そのカーボンハンドルが標準でついてくるなんて嬉しいですな。

 

公式Webサイトの写真では安っぽく見えたお尻のシルバーの樹脂っぽいパーツですが、これは実際に手にしてみるとガッツリシルバーではなくガンメタ寄りのカラーであり、想像よりも良い質感でした。

価格とスペック

標準価格は 29,000円(税抜)

実売価格は、Amazonで 20,644円(税込)

 

ボディ素材は高剛性なアルミなのが嬉しい。アルミは一般的に巻きパワーをロスしにくいとされております。鹿島槍ガーデンのデカい魚をかけたときもゴリゴリ負けそうな感じが評価できます。

出典:purefishing.jp

 

そんなアルミボディの弱点は重くなりがちであることですが、こいつの重量は183gと、他の同価格帯リールと大きく変わりません。(軽量を謳い文句にしてるリールとは全然違いますが)コンパクトを追求した成果でしょうか。

ベアリング数はなんと11!このベアリング数は、シマノだとツインパワー、ダイワだとセルテートクラスです。それが実売20,000円で買えるなんてどういうことなのか、、、これだけみるとコスパお化けですな

巻きごこち

ベアリング数が多いから巻き心地もいいとは限らないので実際に巻いてみる

空巻き

ライン無しで巻いてみる、、、うん、悪くはない。でも良くもない。軽くコツコツ感がある。巻きごこちにはヌメヌメ系で、これは好感がもてる。シャーシャー感は無い

ラインありで巻くと、、、

おお!ええやん!コツコツ感が無くなった!

コツコツ感がはアソビだったのかしら?値段以上のスルスルとした巻き心地を感じる。これなら2台目購入もアリだな!アブやるやん

とはいえ、流石にステラのような高級リールの巻きごこちには及びません。巻きごこちを求めるなら、このリールではなく別の高級リールを買いましょう。

巻きはじめは重め

巻きはじめの重さで言えば、ダイワとシマノよりも重いです。ハンドルの自重でローターがまわることはありません。

ただし、巻き始めてしまえば気持ちよく巻き続けられます。リーリングし続ける釣りの方がむいていると思いました。

巻きの重さについては実用に問題はなく、好みの問題であろうかと思います。

実は交換してもらった

私はこのリールをAmazonで買いましたが、巻き心地が最悪で交換してもらいました。その個体の包装はコレ。

交換前はゴリゴリが酷く、スローリトリーブすると途中で引っかかる感じになってスローに巻けないというレベルでした。検品済みシール貼ってあるけど何を検品したんや?( ′◡‵)

交換後にきたリールはマトモな部類だったので良かったですけれども、リールは精密機械なので王様の言われる通り実物を手にして購入したほうがいいと思いましたね、、、

あ、ちなみに交換依頼してからブツが届くまで2日しかかかりませんでした。すごいぞAmazon

気になる特徴

クールなデザインで良コスパで悪くはない巻きごこちのアブガルシア 23 レボ SP ビーストですが、手にしないと絶対にわからんような特徴もあります。

オートリターンは重い

キャスト後にベールを返すときにオートリターンを使う人は要注意です。オートリターンが激重で、勢いをつけて巻かなければベールがかえりません。そんな私はオートリターン派。きっつー

ストッパーは遊びがある

ハンドルを巻いて、止めて、ローターがピタッと止まる。。。?ん?止まらん!

ハンドルをガタガタさせれば、ローターもガタガタします。つまり、リーリングをとめたとき、ローターがほんのわずかに逆回転します。体感2ミリほど逆回転する。

私レベルの者には実釣に影響ありませんが、好みはわかれるポイントだと感じました。

買うべきか

この記事では、アブガルシア 23 レボ SPビースト 2000 SH についてインプレッションしました。

敬愛するCARWOWっぽく評価すると、 回避 検討 候補 購入 の中では【検討】だと思います。

このリールは個性的なデザインとコスパとまあまあな巻きごこちを感じてニッコリするようなリールです。一方、特徴というかクセはあるので実店舗で巻いてみて、可能であれば取り付け予定のロッドに実際に取り付けてみることをオススメします。(ラインも巻ければ理想だけど流石にそれは無理やな)

ストッパーに遊びがあるのでストップを多用するような釣りにはイマイチかも。リーリング主体の釣りに向いていると思います。

剛性はたかそうなので海の大きめな魚が向いているリールと感じました。巷によるとパワーがあるとのことなので、3000番台以上なら購入は 【候補】 でしょうか。

通販だと安いですが、Amazonで買うのは若干ギャンブルですね。しかし交換対応が良いので、交換が許容可能であればAmazonで買うのもアリ。

なんやかんや書きましたが、壊れたら買い直すと思います。もし手持ちの3000番台が壊れたら、これに買い直すくらい気に入りました。

 

実釣レビューは鹿島槍ガーデンか渓流釣りへ行ったあとにしたく思います。

それではまた!

 

【追記】実釣インプレあがりました

otonushi.hatenablog.jp